--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2016/05/29

アウシュビッツ強制収容所に行って感じたこと

ジエン ドブル

って、ポーランド語の”こんにちは”を一度も使わなかったことを後悔している妻です(゚д゚)

英語が通じる国だと、現地の言葉を覚える機会が無いですね。
挨拶くらいは、現地の言葉でするようにしなければ(>_<;


さて今回のブログは予告通り、アウシュビッツ強制収容所について書きたいと思います。
いろいろ考えていたら、更新が遅くなってしまいました・・・。

ナチスドイツ時代に、人類史上最大のホロコーストが起きた場所。
皆様ご存じの通り、”二度と同じような過ちが起こらないように”との願いを込めて、世界遺産に登録されています。
負の世界遺産ですね。

旦那氏は以前に行ったことがあって、もう行きたくは無いということだったので、今回は私一人で行ってみることに!

”暗い気持ちになると思うけど頑張って”との旦那氏のお見送りの言葉を受け、いざ出発。


アウシュビッツ強制収容所のあるOswiecim(オシフィエンチム)までのクラクフからのバスの時刻表は、2016年5月現在のところ、このようになっているようでした↓↓
RIMG1662.jpg

オシフィエンチムまでは電車も走っていて、まずは電車で行ってみようとしましたが、8時10分の次が10時40分発とのことで、良い時間が無かったのでバスで行くことに。

8時40分のバスに乗って、約1時間40分ほどでオシフィエンチムに到着。
運賃は14ズウォティ(≒約390円)/人でした。

バスだと、アウシュビッツ第1強制収容所の目の前の駐車場まで行ってくれましたよ^^
電車の駅からだと、1kmくらい歩かないといけないようでした。


現在、10時~15時の間はガイドツアーに参加しなければ中を見学することはできません。
ツアーは、こちらのサイトから事前に予約できるようでした。
アウシュビッツ公式HP

日本語のツアーに参加した場合は、唯一の日本人公式ガイドである中谷さんに案内を依頼されるのが良さそうです。
(すみません、依頼の仕方は参加された方の記事等で調べてみて下さい><;)
中谷さんのツアーに参加された方の記事を読むと、とても良かったとおっしゃっている方がたくさんいらっしゃいました。


私は、いつ行くか日付が未確定だったので、何も予約せずに現地にてツアーを申し込むことに。

英語のツアーは1時間おきにあるようでしたが、私がチケット売り場に着いた時点で、10時半・11時半の英語ツアーはもう既に満席でした。
次の12時半まで待つのは辛かったので、11時からのロシア語ツアーに参加してみました・・・。

なので、説明していただいた内容がほとんどわからず・・・という痛恨のミスではあったのですが、それぞれの見学場所には英語での説明文があったので、何とか理解はできました。

よって、後から勉強したことも含めて、私なりに様子を伝えさせていただきます。


ちなみにツアーは30名が定員で、第1強制収容所(オシフィエンチム)の方を2時間。
そこからバスに乗って、第2収容所(ビルケナウ)の方に移動して1時間の、計約3時間半でした。

以下の内容は、第1、第2が混在しております。


第1収容所の入口はこちら。
RIMG1509.jpg

荷物検査を経て、中に入ります。
RIMG1322.jpg

入って一番最初に目にするのはこちら。
ARBEIT MACHT FREI・・・”働けば自由になる”と書かれています。
RIMG1328.jpg

この看板を作ったのも収容者されていた方達。
最初の単語のBの文字が上下逆さになっているのですが、唯一の抵抗だったと言われています。

こちらは第2収容所。
ヨーロッパ中から、130万人以上の方が鉄道でここまで連れてこられました。
ほとんどがユダヤ人です。
RIMG1440.jpg

このような窓も無い列車に、信じられないほどの人数が詰め込まれて連れてこられたのも有名な話ですね。
RIMG1452.jpg

当時の様子。
RIMG1393.jpg


ここに着くとすぐに、ドイツ軍医によって、働けそうな人と、そうで無い人に選別されます。
働けないと判断された人は・・・皆様もご存じですよね。。。

収容されるとまず、髪を切られました。
もちろん、女性もです。
RIMG1357.jpg

女性にとって、髪の毛は宝物ですよね。
どんな気持ちだったのでしょうか。

切られた髪の毛は布として加工され、売られたのだそうです。

収容所内での服はこちら。
RIMG1344.jpg


収容所内での食事は、液体だったり、腐った野菜で作られたスープのみ。
RIMG1351.jpg

もちろん、栄養が足りる訳もないので、餓死する方もたくさんいらっしゃいました。
RIMG1350.jpg

寝る場所も、冷たい固い床に薄い布を敷いただけの場所。
RIMG1376.jpg

第2の方も、このような場所で、穴の開いた薄い布が布団として与えられたのみ。。
RIMG1490.jpg

こちらはトイレや洗面所があったバラック。
RIMG1500.jpg

トイレは、コンクリートにただ穴が空いているだけでした。


敷地内には、あらゆるところに鉄線が張り巡らされています。
RIMG1329.jpg

当時は、約220Vの電流が流されていたそうです。
RIMG1421.jpg

向こう側は見えるのに、どんなに分厚い壁に感じていたのだろう・・・
RIMG1431.jpg

そんなことを考える前に、着いた瞬間に命を奪われてしまった方もがほとんどだったのでしょうか・・


こちらは、第1にある主に抵抗組織の人の銃処刑が行われた場所。
RIMG1382.jpg

花が供えられ、たくさんの方が祈りを捧げていらっしゃいました。

没収された靴や眼鏡。
RIMG1410.jpg

RIMG1404.jpg

鞄は安心させるために”後で返すから”と、名前等を書かされたそうです。
RIMG1409.jpg

化粧道具もたくさん。
普通にオシャレして、普通の生活ができると信じてやってきたのですよね。
RIMG1411.jpg

アウシュビッツは安住の地だと言われ、皆連れて来られたのです。


安住の地では無い・・・本当は酷いところだとわかった後に連れて来られた方も、希望を捨てないために食器等を持ってきたのだそうです。
RIMG1407.jpg

障害者の方も収容所に連れて来られる対象者。没収された義足等。
RIMG1405.jpg


鉄道で着いて、働けないと判断された人達が向かう先・・・
こちらは、第1収容所のガス室。
RIMG1425.jpg

使用された毒薬チクロンB。
1缶で150人の殺傷能力が。
この缶の量だけでも、どれだけの方が犠牲になられたのか・・・想像したくもありません。
RIMG1402.jpg

シャワーを浴びると言って連れていたれた話は有名ですよね。
RIMG1427.jpg

毒ガスで亡くなった方の遺体はすぐ横にある焼却炉で焼かれました。
その作業を行ったのも、ドイツ軍では無く収容者の人達。
RIMG1430.jpg

第2の方のガス室は、戦況が悪くなると、証拠隠滅のためにドイツ軍が爆破しました。
RIMG1471.jpg

RIMG1473.jpg


第2収容所、本当にすごい敷地面積なんです。
最後の頃は、ここに約10万人の方が収容されていました。
RIMG1458.jpg

もし鉄線が無かったら、緑がとても綺麗で、長閑なところに見えてしまいますね。

アウシュビッツの冬の寒さは非常に厳しいものだったはずです。
厳しい冬を超えて、この素敵な春の景色を見れた人はどれくらいいたのだろう・・・
例えこの景色を見れたとしても、”あぁ綺麗な景色だな”と思えたのでしょうか・・・

冬に訪れてみた方が良かったかな・・・。
その方が、どんなに厳しい環境で過ごしていたのかをより感じることができたのかもしれない。。。




アウシュビッツ、行って良かったという方も多いですが、私は行って良かったのかはよくわかりませんでした。

少なくとも、ここに行っても行かなくても大きな気持ちの変化はありませんでした。
残されている遺品の数々を見ても、あまりにも現実味が無くて、ここでそんなに酷いことが行われていたなんて、信じられないままです。

ナチスドイツがしたことは本当に信じられないほど残酷なことだし、もう二度と繰り返してはいけない。

でも人間って、残酷になろうと思えばいくらでも残酷になれる、怖い生き物だということは知ってる。

でも、それを止めることができるのも人間しかいないと思う。
だから、そういった部分を信じたいし、私は止められる側でいたい。


そう思える人がたくさん増えて、このような悲劇を繰り返さないために、語り継いでいくことが本当に大事だと思う。

アウシュビッツに訪れなくても、映画を見たり、本を読んだりするんでも良いと思います。

ここで行われたことが、どんなに酷いことで、やってはいけないことなんだと、これから生まれてくる人達も含め、一人でも多くの方に伝われば良いなと思いました。

RIMG1456.jpg

うまく纏まらなくてすみません。



最後に、帰りのバスの時刻表は今のところこんな感じでした↓↓
RIMG1505.jpg



では、次回は気持ちを明るく!クラクフの街歩きの様子をお伝えしたいと思います^^


いつもありがとうございます。
本日も1ポチっといただけたら嬉しいです。
↓↓
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

旦那氏がアウシュビッツに2回は行きたくないと言った気持ちがわかったような気はしました。


コメント

非公開コメント

アウシュビッツは一度でいい

さかちっちっちさん

こんにちは!
アウシュビッツ、どうしたって重くなる場所ですよね....
私の友人が北ドイツに住んでいて、彼を頼って多くの友人がアウシュビッツに行っています。そして、友人達は口を揃えて、アウシュビッツに行くのは一度でいいと言います。
では北ドイツに住む友人はどうかというと、自分はアウシュビッツを見るのではなく、アウシュビッツに来る人達を見ると時代が変わるのを感じるから来るんだと言っていました。どちらも説得力がありますね。

No title

写真から伝わるものがありました。
気持ちが重くなるけど、大事なことですね。

ナチスは、ユダヤ人を火葬した後に、その遺族に、着払いで遺灰を送るようなこともしていました。
考えられないことですけどね。

前に、こんな記事を書きました。
良かったら、見てください。
ナチス政権下のユダヤ人② ~「アンネの日記」から~http://yukashikisekai.com/?p=41
では、良い旅を!

Re: アウシュビッツは一度でいい

kaeluさん

おはようございます!

なるほど、北ドイツに住まれている友人様の言葉はとても説得力がありますね。
来る人達、時代が変わっても、二度と同じ過ちを繰り返してはならないということは、みんなが感じられたら良いですね。

Re: No title

ここんとうざいさま

ありがとうございます。
そうですね、知っておかなければならない大事なことですよね。

着払いで・・・本当に信じられない話ですね。。。

記事読ませていただきました。
色々知らなかったこともあったので、勉強になりました。

アンネの日記・・・改めて読んでみようかなと思いました。

ありがとうございます!!
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。